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It's blog written about Trekking ,1/43 MiniCar , Plastic Model , Photo , Computing.
RSSデカールは大抵水スライド式デカールで、
スクリーン印刷による印刷で発色が良く細部まで再現されている、
イタリアのカルトグラフ社製が多い様ですが、自社国内製も有る様です。
注意すべきは、
「透明シートに模様を印刷されている物」
「白いシートに模様を印刷されている物」
(私は勝手に「裏白デカール」と呼んでます)
によって
・塗装で塗り分けずデカールで済ませる場合
・マスキングで塗り分けて自分で塗装する場合
に分かれてきます。
特に白い模様は下の色が透けてしまうので要注意ですね。
このモデルには白い帯の部分のデカールが入ってましたが、
今回の場合は、インダクションポッドの頭頂部に白いデカールを貼りますが
下地が薄いマイルドブルーなのでさほど気にしませんが、
コックピット下の白はベネトングリーンの上に貼るので白が綺麗に出ません。
従って、コックピット下の白はデカールを使わず筆塗りしました。
今更ながらデカールを貼るコツは、
・水に浸けすぎない
大きいデカールなら良いけど、小さいデカールは長く水に浸かると
台紙から剥がれて水の中を漂います
・台紙から無理に剥がさない
デカールが破れます
・尖ったもので突っつかない
デカールが破れます
・裏返しにして水に浸ける
デカールが丸まって行くので、裏返した方が水に浸かりやすい
デカールを裏返しにして、全体に水が染み渡る様に水没させて
10秒程度で水から上げて、ティッシュの上に置いて余分な水を吸わせます。
20秒程度で糊が溶け出して台紙から剥がれる様になります。
台紙ごと貼りたい所に持って行き、スライドさせて貼ります。
貼った位置がズレていたら、水を含ませた綿棒で移動させます。
指でやると指にくっつきますし、先の尖った物は破きます。
貼る所が曲面の場合は、デカールが馴染みませんので、
デカール柔軟剤でデカール柔らかくするのですが、
着け過ぎるとデカールを溶かしますので注意して下さい。
Mr.マークセッターは「糊+柔軟剤」なので非常に便利ですが、
これも着け過ぎるとデカールを溶かしますので注意して下さい。
今回のモデルで一番苦労するのは大型のデカールで、
ノーズから後端までの全面を被うデカールです。
そのまま貼ってると破れそうなので、分割して貼りました。
(ノーズ下の白はデカールじゃなく筆塗りです)
インダクションポッドの稜線がデカールの継目になるのも問題です。
極力継目が目立たない様に貼りますが、どうしても隙間が空いたら
タッチアップしましょう。
デカールを貼り終えたら、次はクリアを上に吹きますが、
ボディとデカールの間に隙間が有ると、そこからシンナーが染み込み
シンナーに弱いデカールはフニャフニャに溶けます。
隙間を無くす為に、デカールを貼る前には、
・塗装表面を水研ぎして滑らかにして貼る
・デカールフィッターで密着させる
この処理をすればシンナーで溶かすのを防げると思います。
水研ぎに関しては次章を参照して下さい。