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1月

Step 1. 工具

Written by チキチキ. No comments Posted in:
Posted Date : 2011-01-19

基本的にプラモデルを作る時に必要な工具が有れば良い

のですが、
ホワイトメタル・レジンに必要な追加工具を挙げてみましょう。
(プラモデル作りを経験されている方には重複する物も有るでしょう)
基本的にDIYショップで売られてますし、タミヤのクラフトツールとしても
売られてますが、DIYショップの方が安いでしょう。

◯金ヤスリ
よく使う細目・油目で、断面が平・甲丸・丸・三角等が有れば良いと思います。
DIYショップに行けば売ってます。
(100円ショップでも売ってますが、信用してません)
また、荒目の平型は思いっきり削る時に便利です。

◯ドリルの刃とピンバイス
0.3~3.0mmの各種が有れば良いと思います。
ドリルを掴む為のピンバイスも必要ですね。

これぐらいの種類が有れば間に合うでしょう

◯ピンセット
プラモデル作りでも必要ですが、より先が細くて尖った
精密なピンセットを選びましょう。
部品が小さいので、精密なピンセットでないと掴めません。

大抵DIYショップに売ってます

左から
ピンセット2種・Pカッター・デザインナイフの柄
ヤスリ3種(手に馴染み易い様にビニテを巻いてます)
歯科用スケーラー・ピンバイス・ドリルの刃

◯プライマー・サーフェーサー・プラサフ
プラモデルの素材は一般的にスチロール樹脂やABS樹脂等の合成樹脂で
塗料は合成樹脂の表面を少し溶かして付着しますが、
ホワイトメタル・レジンの場合、塗料を吹きつけても
塗料が載るだけで「食いつき」が無いので、剥がれ易いのです。
プライマーは「塗料の食いつきを良くする物」
サーフェーサーは「下地の細かい凹凸や傷を隠す物」

と理解してください。
塗装は以下の順で塗る事になります。
プライマー → サーフェーサー → 下地色 → ボディ色 → クリア
しかし、回数が多いので表面が厚ぼったくなってしまいます。
(下地色・ボディ色・クリアはそれぞれに2回以上塗ることも有ります)
そこでサーフェーサーにプライマーを混ぜた製品がプラサフです。
私はSOFT99のプラサフを使っています。
プラサフだと塗布する回数も減るので便利で厚ぼったくなりません。
ただし、プラサフはプラスチック・ステンレス・アルミ等には
食いつきませんので、その時はプライマーを使って下さい。

◯耐水ペーパー
下地を磨きから表面仕上げまで色々な場面で使います。
荒目(#180/#200/#320)
細目(#400/#600/#1000)
仕上げ(#1200/#1500/#2000)
と有りますが、細目と仕上げが有れば充分だと思います。

◯接着剤
速乾性の瞬間接着剤と遅乾性の接着剤(5分~10分タイプ)の
2種類を使い分けます。

瞬間接着剤は白く曇らないタイプを選んでください。
(せっかく仕上げたボディに部品を接着して白く曇ったら台無しです)
遅乾性の接着剤は部品の向きや角度を調整しながら接着する時に使います。
(瞬間接着剤では角度調整する暇もなく固まってしまいます)
当然2種類共に金属に対応している物を選んでください。

◯基本的な工具
プラモデル作成でも使用すると思いますが取りあえず挙げておきます。
カッターナイフ・デザインナイフ・Pカッター・ハサミ・ニッパー・パテ
塗料・溶剤・筆・万年皿・デカール柔軟剤・コンパウンド・マスキングテープ
マスキング剤・金属スケール・セロテープ・ビニールテープ
爪楊枝・綿棒・歯ブラシ・虫ピン・洗濯ばさみ・鰐口クリップ
白手袋・ビニール手袋・ヘッドルーペ・粘土・かまぼこ板・タッパー
とげ抜き・千枚通し・ドライヤー・カッティングボード

眼鏡を掛けてるので、これが使いやすい

昔は無くても見えたが、オジサンはまったく見えない。

ボードの淵に厚紙で枠を作ってます

ボードの周りに厚紙で淵を作ると、ゴミや部品が飛び散らないで済む。

◯有ると便利な工具
リューター
(削りや磨き等、様々な場面ですっごく便利、削りすぎに注意)
半田・半田コテ
(部品の成型や改造に使いますが、失敗するとホワイトメタルが溶ける)
ピースコン・レギュレーター・コンプレッサ
(缶スプレー塗装の方がよっぽど難しいですが、セットで買うと結構高い)

工具は一度に全て買わなくても、その時々で揃えても良いと思います。
(いきなり大金かけると家族に叱られるかも)

では、早速キットを「購入」してみましょう。

<<Step 0. はじめに  Step 2. 購入>>


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