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It's blog written about Trekking ,1/43 MiniCar , Plastic Model , Photo , Computing.
RSSK-5iis + DA18-135mmF3.5-5.6
ISO400 F5.6 1/800
最近買った一眼レフの解像力に感動。
画像をクリックすると分りますが、驚きますよ。
owncloudの管理画面にアップデート情報が有ったのでアップデートすると
何時まで経ってもownCloud is in maintenance modeが表示されて終わりません。
アップデートは終わっているのですがメンテナンスモードが解除されないみたいです。
/ver/www/html/owncloud/config/config.phpのmaintenanceがtrueになってますので
‘maintenance’ => false に設定するとアクセス出来る様になります。
前回はowncloudのインストールまででしたが、
ファイルのアップロードサイズが小さいのと格納場所のHDD容量が小さいので
格納場所を変更したいと思います。
owncloudのファイルアップロードサイズはデフォルトで2Mになっています
owncloudではPHPに依存しますのでphp.iniファイル内の設定変更が必要です。
upload_max_filesize = 512M
post_max_size = 512M
memory_limit = 512M
php.iniファイルの変更が終わったらapacheを再起動させます。
次に、ブラウザからowncloudの管理者でログインして、
最大アップロードサイズを変更します。
【注意】
サーバーOSが32bitの場合は2Gが最大に制限されているようです。
○ファイル格納場所の変更
管理ファイルやデータファイルは既に存在していますので、
これをデータファイルのフォルダを任意の場所に移動して、
所有者をapacheに変更してパーミッションも770に変更します。
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#cp -R /var/www/html/ownclod/data /xxxxxx/xxxxxx/ #rm -rf /var/www/html/owncloud/data/ #chown -R apache:apache /xxxxxx/xxxxxx/data #chmod -R 770 /xxxxxx/xxxxxx/data |
owncloudの設定ファイル/var/www/html/owncloud/config/config.phpを変更します。
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<?php $CONFIG = array ( 'instanceid' => '51639c230b09c', 'passwordsalt' => '3a32f3d6ffdac5a5894685cc5ec83f', 'datadirectory' => '/xxxxxx/xxxxxx/data', ← ファイルの保存先を指定 'dbtype' => 'sqlite3', 'version' => '5.0.6', 'installed' => false, ← falseにすると初期設定が完了していない事になる 'maxZipInputSize' => 838860800, 'allowZipDownload' => true, 'maintenance' => false, ); |
inistalled=flaseにすることでブラウザからアクセスすると初期設定が可能になりますので
ブラウザからアクセスして初期設定を行います。
【注意】
初期設定をしますのでユーザー情報は消えています
但し、アップロードしたファイルはユーザー別にdataフォルダ内に保存されています。
これでファイルアップロードとファイル格納場所が変更できました。
世の中にはDropBoxやNドライブ等の無料のクラウドストレージが有りますが、
いずれも容量に制限が有り音楽・動画・写真等を保存すると、すぐ容量制限になってしまいます。
自宅サーバーを運用しているので自前でクラウドストレージが運用できないか模索していると
owncloudと言うソフトウェア(個人使用はフリー・但しサポート無し)が運用可能なようです。
さっそくFedora12の自宅サーバーにインストールしてみました。
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○2013年4月23日時点ではVer5.0.5が最新 # wget http://download.owncloud.org/community/owncloud-5.0.5.tar.bz2 # tar jxvf owncloud-5.0.5.tar.bz2 ○phpその他関連するパッケージをインストール # yum install php php-gd php-xml php-intl ○セットアップ # mv owncloud /var/www/html/ ← webサービスのドキュメントルート # chown -R apache:apache /var/www/html/owncloud/ ← 所有者をApacheに変更する # cd /var/www/html/owncloud # mkdir data ← "data"フォルダを作成する # chown apache:apache data # chmod 770 data # chmod 777 config # chmod 777 apps |
クライアントのブラウザから[http://xxxxxxx/owncloud/]をアクセスすると
初期画面が現れますので管理者ユーザーを登録します。
しばらく初期設定が動作して、インストールが完了します。
後の設定は管理者でログインして管理画面で設定します。
ファイルの保存場所の変更やアップロードファイルサイズの変更はまた次回へ。