ログイン

14
11月

由布岳【リベンジ編】

Written by チキチキ. 由布岳【リベンジ編】 はコメントを受け付けていません Posted in: Trekking
Tagged with
Posted Date : 2010-11-14

【予定日時】11月14日 11:00 ~ 16:00
【予定ルート】由布岳正面登山口 → 合野越 →  マタエ → 西峰
→ 東峰 → マタエ → 合野越 → 由布岳正面登山口

前回10月31日は雨の為断念した由布岳でしたが、
リベンジに燃え、週間天気予報を見ながら、この日に決行しました。
私には車が無い(免許が無い)ので、当日は福岡から高速バスで移動し
由布院駅前からもバス移動しましたので、
登山開始がAM11時と遅いスタートとなりました。

◯由布院駅前 10:45出発
福岡からの高速バスで由布院駅前に到着。
眼前には少し雲に霞む由布岳が見えます。
天気予報では降水確率20%なので今日こそは大丈夫でしょう。
(待ってろよ~~由布岳!今行くからな!!)
駅前のバスセンターから亀の井バス
「別府駅西口行」の「由布登山口」で降ります。

待ってろよ由布岳!

◯由布岳正面登山口 11:00出発
天気は大丈夫そうです。
まずは合野越を目指して熊笹の原っぱと紅葉が終わりかけている林を
登って行きます。
登山開始の時間が遅い為、登る人は2~3人しか見かけませんでした。
この時期の熊笹は黄金色に染め上がりとても良い眺めです。

いよいよリベンジ開始です。

左が飯盛ヶ城・右が由布岳

◯合野越 11:35着
途中は登り始めもあって、息が上がり2回ほど小休憩を入れて
合野越に着いた時には、既に下山してくる人達に会いました。
ベンチが有りますが特に眺めは良く有りません。
(正面に「飯盛ヶ城」が見えるくらいです)

既に紅葉は終わりかけていました。

◯マタエ 13:00着
途中で写真を取りながら、3回ほど小休憩を入れながら、
一人で黙々と登りつづけます。
既に下山する人達が徐々に増え続けます。
(みなさん結構早くから登ってるんですね)
合野越から、しばらくは林を歩きますが、山道は1200m付近から
黄金色の熊笹とススキで被われ、木々も少なくなり、
とても見晴らしが良くなります。

マタエに到着すると大勢の登山者で結構な賑わいでした。
「西峰は経験者じゃないと危険です」なそうなので
チャレンジ!!チャレンジ!!と西峰に向かいます。

飯盛ヶ城と由布院市街が眼下に広がります。

ススキの合間から目指す西峰(左)・東峰(右)が見えます。

団体の登山者で賑やかでした。

◯西峰 13:10着
ほぼ垂直に立ち上った岩場が3ヶ所程有り
横に岩場を這う所(障子戸)も有り、とってもデンジャ~!!
下を見ると背中がゾクゾクしますが、手元・足元を見て岩場を登ります。
(高所恐怖症の人やお年寄りには無理かも)
西峰に着くと天気は良かったのですが、遠くはガスって眺望はイマイチ!
(なんせ雨男ですから、雨が降らない事を吉としなければ)
当初はマタエに折り返して東峰に行く予定でしたが、
「お鉢巡りコース」の看板が有ったので、こちらに向かいます。

「障子戸」と呼ばれる、ほぼ垂直な岩場。

東峰には団体さんや女子高生がワイワイと登ってます。

天気は良くなったが、遠くの眺望は望めません。

「雲の上」ってな感じですね。

◯剣ノ峰 14:00着
お鉢巡りのハイライトと言える「岩峰越」
とってもデンジャ~!!で、ゾクゾクして凄く楽しい!!
(でも油断したら滑落して命は無なさそう)
油断せず、しっかり手掛かり足掛かりを確保すれば大丈夫ですが、
高所恐怖症の方には無理でしょう。
途中の岩場で20分程の食事休憩をしながら、
いつものようにWALKMANを取り出し、
今回は「火星」「金星」(ホルストの惑星より)を聴きながら
雲に煙る西峰を眺めていると、曲のイメージ通りの
風景が眼前に現れている様で、なんとも幻想的です。

けっこう難しそうな岩場へ向かいます。

落ちたらアウトなゾクゾクする岩場。

上空には秋の雲が流れています。

秋の空と雲間に浮かぶ鶴見岳が綺麗です。

MarsとVenusを聴きながら、しばし幻想的な雰囲気に。

◯東峰 14:30着
ガスが掛かって眺望は望めませんでした。
(雨男は多くを望んではいけないのだ)
山頂には2名の登山者だけで、既に皆さん下山した様です。

東峰山頂には大きな岩がゴロゴロ。

剣ノ峰を振り返ると、すぐそこに雲が迫って来ました。

◯マタエ 14:50着
さっさと降りて温泉にでも浸かりましょう。

◯合野越 15:45着
写真を撮りながら、秋の風情を楽しみながらの下山です。
黄金色の熊笹とススキを堪能出来ました。
(詳しくはこちらをご覧下さい)

黄金色のススキが輝いています。

ススキの合間から山頂を振り返ります。

黄金色に染まったススキと飯盛ヶ城。

終わりかけた小さな紅葉。

◯由布岳正面登山口 16:30着
途中の山道には、終わりかけた紅葉が残っていました。
登山口では、浅い夕日に染まる由布岳や飯盛ヶ城
写真を撮りながら由布院駅行きのバスを待ちます。

麓にはまだ紅葉が残っています。

由布岳と紅葉と青空と。

浅い夕日に染まる飯盛ヶ城と紅葉。

昼間の月と紅葉がとても綺麗でした。


◯由布院駅前 17:00着

コインロッカーに預けた荷物を持って今日の宿へ向かう頃には
すっかり夕暮れです。

◯由布の小部屋 みずうち 17:30着
お疲れさまでした~~!!
3100円の素泊まりの宿です。
はっきり言って「民家」です。
畑の中の集落に有るので見つけ辛いです。
でも本物の温泉です。
(この地区の家々には普通に温泉が付いてるそうです)
近くのダイエーで食事とお酒を買って明日に備えます。
おやすみなさい...

【実日時】11月14日 11:00 ~ 16:30
【実ルート】由布岳正面登山口 → 合野越 →  マタエ → 西峰
→ お鉢巡り → 東峰 → マタエ → 合野越 → 由布岳正面登山口

追記)
リベンジ成功!!と言って良いでしょう。

Similar Posts:

Protected Image