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07
10月

AWSのGlacierを利用してみる

Written by チキチキ. No comments Posted in: Computer
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Posted Date : 2014-10-07

AWS(Amazon Web Service)のGlacier(氷河)を使ってみたいと思います。
Glacierはアクセス頻度の低いデータや、取り出しに数時間かかっても問題ないデータに 利用すると
非常に低価格でバックアップとして利用できます。
価格は1G/0.01$(約1円)ですので、大きなファイルバックアップでも安心です。
私は、写真のRAWデータを自宅サーバーにバックアップしてますが、
HDDがいつ壊れるかは保証の限りでは有りませんし、
BlueRayに書くのも面倒なので Glacierを使ってみたいと思いました。

早速使って見たいのですが、現在、Glacierに直接アップロードする方法はプログラムしかありません。
そんなの面倒なので、S3(Scalable Storage in the Cloud)経由でGlacierに格納したいと思います。
前提として、S3とGlacierのボルトが作成されている事を前提とします。
Glacierのボルト作成方法はAWSコンソールから作成しますが、簡単なので説明を省きます。

S3のバケットのプロパティからLifecycleにルールを追加します。
バケット丸ごとGlacierに転送するか?フォルダ単位で転送するか?を設定します。
私はバケット丸ごと転送されるとS3が日々に使用できないので、フォルダ単位を指定しました。

アーカイブ対象場所を指定

アーカイブ対象場所を指定

「A Prefix」をチェックしフォルダ名を指定します、フォルダ名の最後に”/”を付ける事を忘れないで下さい。
次にアクションを指定しますが、ここで罠にハマるので注意が必要な点が有ります。

アクションの選択

アクションの選択

先に述べた様にプログラムでGlacierに直接アップロードすれば、
AWSのコンソールからもファイルのアーカイブ履歴が見えるのですが、
S3経由だとAWSのGlacierコンソールには何も表示されません。
代わりにS3の中にはファイルの履歴だけが残り実態はGlacierにアーカイブされる仕組みみたいです。
(Storage ClassがStanderdからGlacierに変わります)
アクションにはアーカイブオンリーかアーカイブ&デリートが指定出来るのですが
S3からこの履歴がデリートされてしまうとGlacierからも消えてなくなります。
なので、ここはアーカイブオンリーを指定しましょう。
私はアーカイブ&デリートを指定すればデリートはS3から消えてGlacierには残ると勘違いしてました。

アクションと日付の指定

アクションと日付の指定

S3にファイルをアップロードして何日後にGlacierに転送するのか?指定します。
(0日を指定しても即座ではなく有る時間帯に転送されるみたいです)
最後にルール名称を指定して終わりです。

ルールは重複しないように

ルールは重複しないように

ファイルをS3にアップロードして指定期日まで待ってると、
Storage ClassがStanderdからGlacierに変わります。
これでGlacierにファイルが転送されています。
ここでツールを使ってS3の容量を見るとGlacierに転送されたファイル容量もカウントされているので
S3の料金が適用されるのか?と思いきやStorage ClassがGlacierのファイルは
Glacierの料金が適用されています。(Billingのコンソールで見ると解ります)

取り出しにはファイル名を右クリックして「Initial Restore」を指定して、のんびり待ってると
その内Storage ClassがStanderdに戻って、ダウンロードが可能になります。

S3に戻す指定をします

S3に戻す指定をします

日数を指定しますが、これは何日間S3に留めるか?それを過ぎると自動的にGlacierに戻ります。

何日後にまた戻すのか指定

何日後にまた戻すのか指定

非常に低価格だとお思いますが、実は料金体型には罠が有ります。
格納する料金が安いのですが、取り出す時の転送レートにもお金が掛かります。
この料金体系が非常に巧妙なので注意が必要です。
この問題に関しては詳しく解析された方がいらっしゃいますのでご参考にして下さい。
Amazon Glacier からデータを取り出すときには気をつけようね

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