Avocadoの正規名称は「Geekvape Avocado Genesis RTA」
HPでもThe easiest rebuilding Genesis structure tankって言ってますが、
Genesisビルドした人が少なく参考になるページも有りませんでした。
ならば、Genesisビルドに挑戦してみます。
Genesisの作り方は↓ココが一番わかり易いかな。
まずはジュースホールのサイズを経って、リキッドが漏れない程度の芯のサイズを決めます。
ジュースホールは2.5mmでしたので、2.5mmよりちょっと小さめの芯を作りたいと思います。
まずは、U字型でシングルビルドしてみます。
高さを決めるためにU字に曲げて、ステンレスワイヤー長さを決めます。
ステンレスワイヤーは機械油を使って編んでますので、
ガスコンロ等で真っ赤になるまで焼入れして、綺麗な状態にします。
ステンレスワイヤーに巻くステンレスメッシュは絶縁体の役目とリキッド保持する役目も有ります。
ステンレスメッシュを巻くために、U字型のワイヤーを一旦伸ばして、ステンレスメッシュを巻きます。
ステンレスメッシュを巻きつけた芯を再びU字型に曲げます。
出来上がった芯にコイルを巻きつけてセッティングしますが、
コレがなかなか難しくてコイルが型崩れしてしまいます。
出来上がったんですが、めっちゃブサイクです。
とりあえず吸ってみると….吸えてリキッドの供給も大丈夫でしたが、あまりにもブサイクですね。
2個目を作り直したんですが、今度は供給も不安定だしMOD側の認識が不安定でした。
次に、コの字型で作ってみたんですが、供給が少なくイガるビルドになってしまいました。
多分、ステンレスワイヤーに角度が付き過ぎて、リキッドが浸透してないと思われます。
コイルの形が綺麗にならないと抵抗値も安定しませんし、均一に熱が入りません。
また、ステンレスワイヤーの角度が付き過ぎると、リキッドが供給されません。
この2つの課題をクリアする方法が無いか考えた結果、
最後に行き着いたのが、くの字型のデュアルビルドでした。
コイルを斜めに配置する形になりますが、ステンレスワイヤーの角度も浅く、
セッテイングの際にコイルの形が崩れる事もありません。
Avocadoには4つのジュースホールが有るので、デュアルにして2つのホールを使いましたが、
残り2つのホールがガラ空きで、これではリキッドがダダ漏れしてしまいます。
今まで買ったRDAやRTAのスペアパーツの中にぴったりハマるシリコンが有りました。
中空だったので、これもスペアパーツのイモネジを仕込んだ栓を作りました。
コレで残り2つの穴を塞ぐ事が出来ました。
ちょうどいいパーツが無かったら、プラ棒かグルーガンでも自作しても良いかも。
但し、何らかの熱対策を考える必要が有るかもしれません。
クラプトンを巻いたので立ち上がりは遅いですが、
iStick Picoのプレヒート機能を使えば、20Wでも運用出来てます。
0.11Ωの低抵抗なのに供給不足のイガリもなく快調です。
さすがGenesisですね、クリアな味わいが出てます。
煙量もシングルビルドのコットンと変わらない煙量です。
Genesisの欠点は漏れです。
横にすると、どうしてもステンレスワイヤーとジュースホールの隙間から漏れます。
持ち歩くとすれば垂直に持たないといけませんので、多分宅内運用になるでしょう。
でも、人に見せると「おおっ!」っと言ってくれる事は間違いないでしょう。
【追記】
クラプトンワイヤーのデュアルでは、燃費も悪く、抵抗値が安定しないし、立ち上がりも悪いので
シングルにしました。
シングルだとPicoも素直に反応し煙量も変わらず(笑)
10Wでも十分楽しめたので、これで運用します。