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It's blog written about Trekking ,1/43 MiniCar , Plastic Model , Photo , Computing.
RSS前回は、出先からクライアントパソコンの電源をONするWakeup On Lanの設定まで
終わりましたので、リモート操作の為にVNCの導入を行います。
自宅のクライアントパソコンはUbuntu10.04です。
Xvncの利用方法は色々有りますが、XDMCPを利用してログイン画面へ接続して、
任意のユーザでログインする方法を取ります。
まず、VNCサーバーとxinetdのインストールを行います。
(以下root権限での作業を行います)
#apt-get install vnc4server xinetd
次に、/etc/xinetd.d/Xvncを作成します。
//////// /etc/xinetd.d/Xvncの内容 ///////////
service xvnc
{
disable = no
socket_type = stream
wait = no
user = nobody
server = /usr/bin/Xvnc
server_args = -inetd -geometry 1024×768 -depth 16 (都合により改行)
-desktop Ubuntu -PasswordFile /etc/passwd.vnc -once -query localhost
}
//////////////////////////////////////////////
次に、/etc/servicesでポートを定義します。
/etc/servicesに次の行を追加。
xvnc 5900/tcp #VNC Server
次に、VNCのパスワードを設定する。
# vncpasswd /etc/passwd.vnc
Password:(パスワード)
Verify:(パスワード)
パスワードファイルのオーナーをnobody:nogroupに変更します。
# chown nobody\: /etc/passwd.vnc
次に、/etc/gdm/custom.confに以下の内容を追記する。
[xdmcp]
Enable=true
DisplaysPerHost=2
最後にxinetdとgdmを再起動すれば完了です。
#/etc/init.d/xinetd restart
#/etc/init.d/gdm restart
後は、ルーターの設定でポートをクライアントパソコンにフォワードすれば、
出先からリモートが出来る様になりました。
クライアントパソコンは常時電源を入れてないので、
まず、SSHで自宅サーバーにログインしてWakeup On LANで
クライアントパソコンを起動させて、VNCでリモートします。
結局何がしたいかって?
「なんとなく便利かなぁ~」と思ってやってみました。
しかし、便利とセキュリティは表裏一体なので、
ファイヤーウォールやパスワード等のセキュリティはしっかり管理しておきましょうね。