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23
7月

YASHICA ELECTRO 35 MC
分解修理【その1】

Written by チキチキ. YASHICA ELECTRO 35 MC
分解修理【その1】 は
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Posted in: Camera
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Posted Date : 2017-07-23

どこまで出来るか分かりませんが、分解修理を行ってみたいと思います。
1台目のYASHICA ELECTRO 35 MCは、ランプは点かないものの、きちんと撮れるので
分解修理の練習用として、ヤフオクで2台目を1,000円で落札しました。
入手した機体の状態は、
・シャッターは切れるが電子シャッターによる絞り優先EEは動作していない。
・モニターランプが点かない。
・モルトはボロボロ
・レンジファインダーにゴミ
・ボディは全体的に汚れている
って事で、電子シャッターに通電していない様です。

それでは、まず分解して行きましょう。

1.底板を外す

底板は3ヶ所にネジが有りますので、緩めると簡単に外れます。
巻き戻しの為のボタンが有りますので、無くさない様に注意して下さい。

2.トップカバーを外す

巻き上げレバーのトップはカニ目レンチで回して取ります。


巻き上げレバーと部品を外すと、トップカバーを抑えている輪っかが有ります。
これもカニ目レンチで回して外します。


巻き戻し側は、フィルムカバーを開けて、巻き戻しの棒をドライバー等で固定して、巻き戻しレバーを回せば取れます。


巻き戻しレバーを外すと、2ヶ所のネジが現れますので、ネジを緩めると、トップカバーが外せます。
シャッターボタンの裏側に部品が有りますので、無くさない様に注意して下さい。

3.レンズユニットを外す

フロントの上皮をはがすと左右上下に4ヶ所のネジが現れます。
このネジは固く閉まってますので、ネジ山を崩さない様に注意して下さい。
4ヶ所のネジを外すと、ボディとレンズユニットが分離されます。


レンズユニットとボディ側の基盤が結線されています。


当然、回路図は有りませんので、ケーブルと結線箇所が分る様に、
メモとケーブルにタグを付けておきます。
分類できたら、半田コテで結線を外します。

4.上部の基盤を外す


上部の基盤は2ヶ所のネジで止めて有りますので、簡単に外れます。
モニタランプの麦球は、レンジファインダーの横にハメ込んで有るだけです。

5.レンジファインダーを外す

レンジファインダーには蓋が被せて有りますが、糊付けされているだけなので、簡単に取れます。


レンジファインダーのユニットは、2ヶ所のネジで止めて有るので、緩めればユニットごと外せます。

6.フィルムカバーを外す
写真は撮っていませんが、上皮を履いだら、蝶番のネジが現れますので、緩めれば外せます。

【全体的な注意】
フレキケーブルが使われてますので、折らない様に注意が必要です。
フレキケーブルは折れたら、もうオシマイです。
フレキケーブルがトップカバーのフラッシュコネクタに繋がってるので、
トップカバーを外したら、半田コテで接続部を外した方がいいです。

ここまで分解する事が出来ました。
次は、通電チェックをしたいと思います。

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